ありがとう

何年前だっただろうか?

職場で、スタッフ3人が私の陰口を言っている場面に遭遇した。

その後から、私の頭の中は他人からどう見られているのか?を気にするようになり数十日は寝ても覚めてもその事で苦しくなった。

どうして、仕事でお客様に喜んで貰う行動を笑われなきゃいけないのか?

本屋に行き、この苦しさから逃れたい一心で出会った本を紹介したい。

 

「努力ゼロの幸福論 小林正観」幸せが先か、感謝が先か。

 

朝起きて「ありがとう」を100回言うと、脳は「ありがとう」の現象を100個探す。

思うより口に出すこと。

 

やってみると、

蛇口をひねると、水が出る ありがたさ

洗濯機のお蔭で、スイッチポンで済む(たらいと洗濯板と時間を使わない)ありがたさ

トイレが家の中にあり、水洗なので臭くない(昔のおばあちゃんちはトイレが外にあり、ボットンだった) 更に洋式やウォシュレットの ありがたさ

子供が居るから母親になれた ありがたさ

など、当たり前になっていた事に感謝が沸き起こります。

いつの間にか苦しかった事より、こんなに色々な事に感謝できる事があるんだと気がつきます。

 

苦しさをくれた3人のお蔭で、気が付く事が出来ました。

私にとって、必要な出来事だったのだと、感謝します。